睡眠薬遊びが蔓延
専門家は規制強化を要求、睡眠薬遊びが蔓延
一錠100円によって購入し、粉々にして興奮作用が得られたと。
大阪府警によれば、睡眠薬を服用して、自動車を運転したとして、道交法違反によって逮捕した。
少年(18)は、事故を引き起こし、助手席にいた知人男性に関しては、睡眠薬の中でも、向精神薬に該当する睡眠薬を複数回にわたり服用し、興奮状態を得ていたとされている。
ある専門家は、この事を非常に危険視していて、乱用の危険性を憂慮している。
薬局にて医師の処方箋がなくとも入手可能な睡眠薬と違って、比較的睡眠作用の強い睡眠薬に関しては、副作用のリスクだって非常に高いです。
通常、睡眠薬を服用すれば、眠気が生じることが一般的となっていますが、このケースでは、少年は、大阪府警に聴取に対して、粉々にすれば、眠気ではなく、興奮状態になると説明している。
18歳未満のでは、これを眠剤遊びとも言われていて、現在、ネット上では、眠剤ラリや眠剤ハイとも呼ばれていたりもします。
今回事故を引き起こした男性は、大阪府警の調べに対し、睡眠薬の入手ルートに関しては、路上の密売人から、1錠100円によって購入していたと話しているとされています。
この少年に関しては、今回が初めての睡眠薬利用だったとみられていますが、現代では、必ずしも正規処方というわけではなく、いわゆる闇ルートによって、未成年が気軽に睡眠薬を利用できるという実態があります。
某医科大学教授によれば、なぜ、睡眠薬を服用することによって、興奮状態になるのかと言えば、基本的に、睡眠薬とは脳全体の働きを抑制する働きがあるからだと指摘しています。
この事によって、理性による本来の行動抑制にも影響を与えてしまうのだと指摘しています。
仮に、睡眠薬を服用したにもかかわらず、寝ずに起きていれば、飲酒時のように理性が失われるということがあるのです。
睡眠薬を服用する事によって単に陽気になるというだけではありません。
睡眠薬の服用によって攻撃的となったり、暴力的になるということもあるようです。
加えて、今回のような睡眠薬を乱用してしまうと、もちろん薬物依存といった状態になってしまうこともあります。
時には、睡眠薬の服用によって、認知機能の低下が確認されることもあります。
また、睡眠薬を服用する事によって筋肉を緩める効果があるので、傷を負う可能性もあるのです。
某医科大学教授によれば、日本では、米国と異なり、睡眠薬に関する規制が甘いと指摘しています。
ちなみに、米国では、日本と異なり、麻薬並みに規制されているのこと。