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睡眠

睡眠障害の診断・治療ガイドライン

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睡眠障害の診断・治療ガイドライン

睡眠時間は人それぞれ,日中の眠気で困らなければ十分
睡眠の長い人,短い人,季節でも変化,8時間にこだわらない
歳をとると必要な睡眠時間は短くなる
実際に何時間眠れたら健康かという問いに答えを出すのは難しい。日中しっかり覚醒して過ごせるかどうかを睡眠充足のめやすとし,睡眠時間自体にこだわらないことが重要である。必要な睡眠時間は個人で異なる。長ければ長いほどよいわけでは
ない。米国の大規模調査では7時間睡眠の人が8時間以上の人と比べて寿命が長いという結果が出ている。日中の眠気がひどかったり,平日と比べ週末に3時間以上長く眠らないといられないようなら,睡眠不足と判断する。必要以上長時同床に入って過ごすと,かえって睡眠が浅くなり,熟睡感が損なわれる。8時間睡眠とよくいわれるが,この学問的根拠はまったくない。

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日本在住成人の疫学調査では,睡眠時間が5時間以上8時間未満の人が全体の86.3%をしめ,平均6.6時間である。睡眠が充足していると答えた人では,6〜7時間が40.0%ともっとも多く,ついで7〜8時間の31.6%となっている。睡眠が充足していないと答えた人では5〜6時間が51.1%ともっとも多く,ついで6〜7時間の27.9%であった。成人の場合,個人差はあるものの6〜7時間前後の睡眠時間が睡眠充足の目安である。
必要な睡眠時間は発達と加齢の影響を受ける。終夜睡眠ポリグラフ検査により実際に眠っている時間を調べると,2歳頃までは1日の半分以上睡眠がしめるが,10歳代になると8〜10時間となる。成人以降50歳代までは,6.5〜7.5時間である。その後,60歳代以降は,実際に眠ることのできる時間はさらに短くなり,70歳をこすと平均6時間弱になる。
睡眠時間は生活様式によって影響される。日中活発に過ごした場合,睡眠不足が続いた場合,より長い睡眠が必要になる。
季節によっても睡眠時間は変化する4)。秋から冬にかけ,日長時間が短くなるにつれ,食欲の増進,活動性の低下などとともに睡眠時間が長くなる。春から夏にかけて,日長時間が長くなると睡眠は短くなる。これらは,日長時間に関連した心身の変化である。
刺激物を避け,眠る前には自分なりのリラックス法
就床前4時間のカフェイン摂取,就床前1時間の喫煙は避ける軽い読書,音楽,ぬるめの入浴,香り,筋弛緩トレーニング緊張や強い刺激があると人脈が妨げられる。スムーズに覚醒から睡眠に移行するためには緊張や刺激を避けることか必要である。
人床前にリラックスできれば,睡眠へ移行しやすくなる。多くのリラックス法が推奨されているが,いずれも直接的に睡眠を誘う効果はなく,入眠を妨げる要因を減らすことによる間接的効果を持つにすぎない。同じリラックス法でもそのときの状況,人それぞれによってかえって緊張が増すことがあるため,個人にあったリラックス法を見つけることが重要である。
カフェインは覚醒作用を持つ代表的な物質であり,日本茶やコーヒー,紅茶,ココアにはもちろん,コーラなどのソフトドリンク,栄養・健康ドリンク剤,チョコレートなどに多く含まれている。よく知られているように,カフェインの覚醒作用は入眠を妨げ,中途覚醒を増加させる。ここで注意すべきことは,カフェインの作用時間である。カフェインの覚醒作用は摂取後およそ30〜40分後に発現し,4〜5時間持続する肌寝つきがよくない場合は,就床前4時間のカフェイン摂取を避けるべき
である。さらに、カフェインは利尿作用を持つため,尿意で目が覚め中途覚醒の原因ともなる。
タバコに含まれるニコチンは交感神経系の働きを活発にし,睡眠を障害する。効果は吸入直後に出現し,数時間持続する。
リラックスするためタバコを吸う人が多いが,就眠直前のタバコは避けるべきである。

眠たくなってから床に就く,就床時刻にこだわりすぎない

眠ろうとする意気込みが頭をさえさせ寝つきを悪くする自然に寝つくことのできる時刻は、季節や日中の活動量などにより変化する。これを意志でコントロールすることはできない。最近の研究から,習慣的入眠時刻の2〜4時間前の時間帯は1日の中でもっとも寝つきにくいことがわかっており,早起きや不眠の解消のために意識的にいつもより早く床に就いても早くに入眠することは難しい。就床時刻はあくまで目安であり,その日の眠気に応じ,眠くなってから床につくことが速や
かでスムーズな入眠への近道である(刺激制御療法)。
不眠を自覚すると,床にいる時間を長くして不眠をカバーしようと早めに床に就くことが多いが,かえって逆効果となる。
床に入って部屋の明かりを暗くすると,感覚刺激か減少するため,ちょっとした物音が気になったり,ささいなことが頭から離れなくなり不安や緊張が強まる。翌日早起きしなくてはならない場合や,今夜は眠れるだろうかと心配している場合,眠ろうとすればするほど目がさえて眠れなくなってしまう。こうした場合,いったん床を出て,自分なりのリラックス法を実践し,眠気を覚えてから再度入床するようにするとよい。
同じ時刻に毎日起床
早寝早起きでなく,早起きが早寝に通じる日曜に遅くまで床で過ごすと,月曜の朝がつらくなる一般的に規則正しい生活イコール早寝早起きと信じられてきた。しかし,毎朝同じ時刻に起床し,起床後なるべく早く太陽の光を浴びることが速やかで快適な入眠をもたらすことがわかった。起床後太陽の光を浴び,体内時計のリズムがリセットされると,そこから約15〜16時間後に眠気が出現する。早寝早起きの生活パターンにしたい場合には,早寝から始めるのではなく,早起きして朝の散歩などで太陽の光を浴びることが第一歩である。
週末,少しでも睡眠時間を稼ごうと朝遅くまで床の中で過ごすと,朝の光を浴びることができないため,その晩はさらに寝つきが遅くなり,月曜日の朝に起床するのがつらくなる。このような場合は,日曜日にもいつもと同じ時刻に起床し,朝の光を浴びるようにする。
光の利用でよい睡眠
目が覚めたら日光を取り入れ,体内時計をスイッチオン夜は明るすぎない照明を起床後,太陽の光を浴び体内時計のリズムがリセットされると,そこから約15〜16時間後に眠気が出現する。光による朝のリセットが行われないと,その夜に寝つくことのできる時刻が約1時間遅れる。通常室内の明るさは太陽光の10〜20分の1程度で,曇りの日でも屋外では室内の5〜10倍の明るさがある。このため,起床後2時間以上,暗い室内にいると体内時計のリセットが行われない。体内時計のリズムをきちんとリセットするには,起床後なるべく早く太陽の光を浴びる必要がある。
家の中にいることか多く,太陽光に暴露される時間が少ないと,実質的な日長時間が短くなり,身体が冬のモードになるため睡眠が浅くなりかつ延長する。
日本では,蛍光灯による明るめの室内照明が好まれるが,過度に明るい夜間の室内照明は,体内時計のリズムを遅らせることとなり,自然な入眠時刻が遅れる。
規則正しい3度の食事,規則的な運動習慣
朝食は心と体の目覚めに重要,夜食はごく軽く運動習慣は熟睡を促進
1日が始まる朝,しっかり食べて栄養を摂取することは、脳へのエネルギー補給となり,体温を高め,活動レベルを高めることに立つ。規則正しく朝食を摂っていると,この1時間ほど前から消化S系の活動が活発になり,朝の目覚めを促進する,夜食を食べ過ぎると寝つきが悪くなり,夜中に目が覚め,睡眠の質が悪化することがある。食物の消化が終了せず,眠る時間帯に消化器系が活発に活動していると,睡眠が妨げられる。
特にタンパク質の多い食物でこの傾向が強い。空腹のため寝つけない場合には,消化のよいものを少量,たとえば,牛乳や軽いスナックなどをとる。
昼間の運動が夜間の睡眠を安定させ,睡眠の質を改善することがわかっている。日本で成人に対して行われた調査では,運動習慣のある人は不眠になりにくいという結果がでている。
運動の内容は,30分程度の散歩・ランニング・水泳・体操・ストレッチなどで,軽く汗ばむ程度がよい。好みや体力に応じて無理のない長続きする方法をとり,毎日規則的に行うのが効果的である。
昼寝をするなら,15時前の20〜30分
長い昼寝はかえってぼんやりのもとタ方以降の昼寝は夜の睡眠に悪影響昼寝は夜の睡眠の質を低下させるといわれていたが、最近の研究によれば,昼食後から15時までの時間帯における30分未満の規則正しい昼寝は,夜間の睡眠に悪い影響を与えないだけでなく.口中の眠気を解消し,その後の時間をすっきりと過ごすのに役立つ。午後一時的に眠くなるのは体内時計のリズムと関連した,時刻に依存した現象である。放っておいてもこの時間帯をすぎると眠気はさめてくる。つまり,この時間帯をうまくやり過ごすことが重要である。30分以ヒの昼寝は,身体と脳を眠る体制にしてしまい,かえって覚醒後にぼんやりしてしっかりと覚醒するのが困難になる。夕食後に居眠りをすると,その後で目がさえてしまい,いつもの就床時刻に眠れなくなることがある。

眠りが浅いときは,むしろ積極的に遅寝・早起きに

寝床で長く過ごしすぎると熟随感が減る
睡眠に対して意識過剰になると,少しでも眠ろうと長く床の中で過ごすようになることが多い。しかし,普段の入眠時刻の2〜4時間前がもっとも寝つきにくい時間帯であることから,早く床に入ってもなかなか寝つけず,よけい不眠を自覚し不安が増強される。必要以上に長く床の中で過ごすと,かえって睡眠は浅くなり,夜中に目覚めやすくなる。
このような場合,むしろ遅寝,早起きにして就床時間を減らす。これにより必要なだけ床の上で過ごすようになるため熟睡感が増す(睡眠制限療法)。まず1〜2週間の睡眠日誌を記録し,
実際に眠れている時間の平均(平均睡眠時間)を算出し,床上時間を平均睡眠時間にあわせて制限する。この時の睡眠時間の目標値は,6〜7時間程度に設定するが,高齢者の場合には5〜6時間とやや短めに設定した方がよい。5日ごとに,床上時間のうちどのくらい実際に眠れたかを評価し,75%以上睡眠がとれるようになったら,15分床上時間を延長するという操作を繰り返す。治療法のゴールは,熟睡感が得られ,かつ日中に睡眠不足を感じないところとする。患者は「8時間眠らない
といけない」など,睡眠時間そのものにこだわりを持っている場合が非常に多いため,睡眠に関する理解が前提条件となる。
睡眠中の激しいイビキ・呼吸停止や足のぴくつき・むずむず感は要注意
背景に睡眠の病気,専門治療が必要
睡眠と関連して起こる身体の病気により,夜間の不眠,それにより引き起こされる日中の眠気が起こることがある。こうした疾患の場合は睡眠障害の専門的治療が必要である。
睡眠時無呼吸症候群は,激しいイビキと睡眠中の頻回の呼吸停止,呼吸再開に伴う覚醒を繰り返す疾患である。このため深い睡眠を安定してとることができなくなるため,夜間の不眠あるいはこれによる日中の過剰な眠気が出現する。中年以降に、特に男性に多くみられる。
むずむず脚症候群は夜入床してから数時間にわたって,じっとしていると足がむずむずしたり,ほてったりして,その不快な感覚のために,なかなか寝つけないという状態を呈する疾患である。睡眠時周期性四肢運動障害も同様に,夜人床してから数時間にわたって,下肢が不随意運動により反り返るため,その知覚による刺激で足がぴくんとして目が覚めるなどと訴える。これら睡眠の病気がある場合,患者は足かぴくついたり,むずむずしたり,ほてったりするのは,眠れない結果だと考え
ており、なかなか訴えない場合も多いため,必ず確認すべき兆候である。
十分眠っても日中の眠気が強い時は専門医に
長時間眠っても日中の眠気で仕事・学業に支障がある場合は専門医に相談
車の運転に注意
巨大な産業事故であるスリーマイル島の事故(1979年)やチャレンジャー号の爆発(1986年)など,これらはすべて睡眠を切り詰め,非常に眠い状態での作業ミスにより起こったと推測されている。睡眠不足で昼間の眠気が強いと、交通事故のリスクが一般人の倍近くとなる。日本在住成人における調査では,日中の過剰な|眠気は成人の14.9%に認められ,若年者ほど頻度が高い。これらは,睡眠不足(睡眠の量的低下),睡眠障害(睡眠の質的低下)によるものがほとんどである。しかし,なかにはナルコレプシーに代表される過眠症という病気が隠れている場合がある。十分な睡眠時間をとるようにしても日中の眠気が改善しない場合は,睡眠障害の専門医の受診と眠気に関する精密検査が必要である。
睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと
睡眠薬代わりの寝酒は,深い睡眠を減らし,夜中に目覚める原因となる
睡眠薬代わりにアルコールを使用すると,寝つきはよくなるが夜間後半の睡眠が浅くなり中途覚醒が増えるため,睡眠の質的悪化を招く。連用すると容易に慣れが生じ,同じ量では寝つけないため使肝址が増加する。睡眠薬代わりの寝酒では,通常の飲酒と比べて摂取量が急速に増加しやすく,アルコール過剰摂取による精神的・身体的問題が起こりやすい。
睡眠薬は医師の指示で正しく使えば安全
一定時刻に服用し就床アルコールとの併用をしない
睡眠薬について,一般に誤った認識が広がっている。「睡眠薬を飲むとぽける」「癖になってだんだん量を増やさないと効かなくなる」「寝酒の方が安全]といったものである。昔使われていたバルビツール酸系睡眠薬は,耐性・依存性・離脱症状が強く,大量服薬によって死に至ることもあった。現在使われているベンゾジアゼピン系などの睡眠薬は,正しく使用すれば,こうした性質がきわめて弱く,アルコールより安全な薬剤である。
睡眠薬投与にあたっては,睡眠中の激しいイビキ・呼吸停止や足のぴくつき・むずむず感などを伴う特異的睡眠障害,あるいはうつ病などの精神疾患についてチェックする。患者の睡眠習慣に問題がないかを確かめ,適切な睡眠習慣についての生活指導を行う。不眠の訴えを,入眠障害,中途覚醒,早朝覚醒などに分け症状を明らかにする。これら不眠症状に応じ,作用時間を考慮して薬剤を選択し,少量から投与を開始する。入眠障害には,超短時間または短時間作用性睡眠薬を,中途覚醒には中時間または長時間作用性睡眠薬を,早朝覚醒には長時間または中時間作用性睡眠薬を投与する。不安が強く神経症的傾向がある場合には,抗不安作用に関しても考慮し睡眠薬を選択する。
その晩からぐっすり眠れる量を投与するのでなく,2〜3週間かけて不眠を改善させることを目標とする。
睡眠薬服用の注意点としては,服用後は,およそ30分ほどで床につくこと,アルコールと併用しないことが大切である。
高齢者では薬剤の代謝が遅延し,筋弛緩作用が強く出現することがある。筋弛緩作用の弱い睡眠薬を慎重に用いる。
不眠が改善していないのに自己判断で急に服薬を中断すると,かえって不眠が悪化する。睡眠薬の減量は,睡眠薬で良好な睡眠を得られるようになり,患者が睡眠に対する自信をつけてから徐々に行う。睡眠薬離脱法には,漸減法と隔日投与法がある。超短・短時間作用型の睡眠薬の場合,漸減法を用いる。中・長時間作用型の場合は隔日投与法を用いる。超短時間作用型の睡眠薬を急に離脱した際にかえって不眠が強まる。こうした際は,より作用時間の長い睡眠薬に変更してから減量する。

睡眠に関するミニマムエッセンス

1.睡眠のメカニズム
地球上のすべてのは乳類が,生命を維持していくために睡眠をとる。睡眠をとらないでいると,生命の維持に危機的状況をもたらすことが動物実験で確かめられている。しかし,睡眠がどのように制御されているかかわかってきたのは,意外にもごく最近のことである。当初,「睡眠は疲労により覚醒レベルを維持できなくなるために起こる」という,睡眠を受動的にとらえる考え方がなされていた。しかし,睡眠研究の発展により,脳の中に「睡眠を起こすための脳」があり,生体維持のために能動的に睡眠を起こしていることがわかってきた。さらに,睡眠を引き起こすために,2つのメカニズムが働いていることが明らかにされた。第1は恒常性維持機構,第2は体内時計機構である。
1)恒常性維持機構
誰でも徹夜の次の晩,深く長く眠る経験をしている。実験上も,起きている時間が長ければ長いほど,その後の睡眠には深いノンレム睡眠の址が多いことが確かめられている。極端に長く起きていなくても,通常眠り初めには深いノンレム睡眠が認められる。これは,深いノンレム睡眠が睡眠の中でも優先的に配置されており,生体にとって必須であることを示している,深いノンレム睡眠の間にさまざまなホルモンが分泌され,身体の疲労回復と修復機能に大きな役割を演じている。目覚めていると体内に睡眠物質(睡眠促進物質)がたまり,睡眠物質が多くなると睡眠が誘発されるように恒常性維持機構が働くと考えられている,そして,睡眠不足になった場合に,恒常性維持機構が深いノンレム睡眠を取り戻すように,睡眠の質や量を調節している。
2)体内時計機構
十分に睡眠をとった翌日も.夜のある時刻になると眠くなってくる,、これは,睡眠が起こるタイミングが体内時計の制御を受けているからである。恒常性維持機構の調節が,時刻と関係なく覚醒していた時間の長さ,すなわち睡眠不足の度合いによって規定されているのに対して,体内時計機構は,時刻依存性の調節である。時刻の手がかりのまったくない隔離環境で生活しても,およそ24時間の規則正しい睡眠と覚醒のリズムが認められることから,睡眠覚醒リズムは外界の環境変化によって
ではなく,体内時計によって制御を受けていることがわかる。
睡眠と覚醒だけでなく,体温・血圧・脈拍などの自律神経系,内分泌ホルモン系,免疫・代謝系などが,体内時計によって約1日のリズムを刻み.昼夜や季節の変化に効率的に適応するように調節されている。体温リズムは,午後に最高値を示し、明け方に最低値を示す。また,松果体から分泌されるメラトニンというホルモンは,夕方から夜間にかけて産出され,深夜にもっとも高値を示し,朝になると産出されなくなる。メラトニンは,脳の睡眠中枢に作用して睡眠を引き起こす。そのため,メラトニンが分泌する時刻になると,眠気が強くなることが明らかにされている。
体内時計の刻むリズムは,隔離環境では約25時間の周期である。したがって,1日24時間周期の昼夜のリズムとはズレが生じるが,さまざまな刺激(同調因子)によって,毎日このズレを修正している。同調因子には,食事や運動,仕事や学校などの社会的因子があるが,もっとも強い同調因子は光である。
朝に光を浴びることによって,約25時間周期の内因性リズムをリセットし,1日の生活に適応している。
このように,睡眠と覚醒は恒常性維持機構と体内時計機構という2つの異なるメカニズムによって制御されている。この2つのメカニズムが密接な相互作用を持ちながら,睡眠と覚醒のサイクルを作り出し,夜に安らかな睡眠をもたらすとともに,昼間にはしっかりと覚醒し,活動しやすい状態を作り出す。
睡眠物質とは
睡眠物質とは,本来は,生体内に自然に備わる物質のうち、睡眠を誘発したり,睡眠の維持にかかわるものである。古くは20世紀初頭,断眠させ眠気が非常に強い状態にある動物の脳脊髄液を他の動物の脳室内に注入すると睡眠が誘発されることを,フランスのビエロンらと日本の石森がほぼ同時に観察している。すなわち,睡眠物質が確かに存在することはすいぶん昔から知られていた。しかし,その実体が明らかになるまでには長期間を要した。
現在では睡眠物質には,プロスタグランディン,サイトカインなどの免疫・炎症関連物質、ブロラクチンなどのホルモン.ある種の神経ペブチド,ウリジンなどのヌクレオシド,グルタチオンなど極めて多様なものが知られている。しかし.多彩な睡眠物質が自然の睡眠においてどのような役割を持つものかという点には不明な点が多い。
季節性うつ病について
睡眠障害の中に,体内時計機構の異常によって起こる概日リズム睡眠障害があるように,うつ病の中にも,生体リズムの障害に起因すると考えられるものがある。これが.季節性うつ病あるいは季節性感情障害といわれるものである。その名のとおり,秋から冬にかけてうつ状態を呈するが,春になると自然に回復する。高緯度地域での発病率が高く,女性に圧倒的に多い。抑うつ気分や意欲低下などの抑うつ症状のほかに過眠、過食,体重増加などのうつ病としては非定型的な症状がみられる。また、過食についてはスナックなどの炭水化物を特に欲しがるようになる。ちょうど動物の冬眠にあたるのではないかと考えられている。治療としては光療法が有効である。病態として,近年メラトニンの分泌パターンに異常を起こしていることか指摘されている。

睡眠の種類

睡眠についての科学的研究が盛んになり.睡眠には2科(類あることがわかった。現在,目がぴくぴくと活発に動いている時期をレム(Rapid Eye Movenlent : REM)睡眠,そうでない時期をノンレム(Non-Rapid Eye Movenlent : Non-REM)睡眠と呼び区別している。火や猫などを飼っているなら、眠っている姿勢からこの違いがわかる。

猫の姿勢と睡眠

猫の姿勢と睡眠


 
首を保持してうずくまるように行儀よく眠っている時期がノンレム睡眠,だらりと横になって行儀の悪い姿勢で眠っている時期がレム睡眠である。人間は横になって眠るため姿勢の違いははっきりしないが,よく観察するとすやすやと深い寝息をたてゆったりと眠っているノンレム睡眠と,まぷたがやや開き加減になり目がぴくぴく
と活発に動き,浅く速い呼吸をしているレム睡眠を区別できる。入眠からおよそ90分の周期で,ノンレム睡眠とレム睡眠がセットになって繰り返される。
ノンレム睡眠とレム睡眠

ノンレム睡眠とレム睡眠


 
入院してから最初のレム睡眠出現までの時間は通常60分から120分程度である。この後、ノンレム睡眠とレム睡眠が約90分の周期で出現する。
夢をみるのは,眼球が活発に動いているレム睡眠の時である。
レム睡眠中は,睡眠中枢の働きで全身の筋肉の緊張が緩み,力がまったく入らない,いわば金縛りの状態にある一方で,脳は活発に動き,交感神経は多少緊張している。レム睡眠中に,脳の記憶から情報がランダムに呼び出され,これが頭の中で合成され瞬間瞬間にできる映像をみているのが夢だろうと考えられている。成人では1晩の20〜25%がレム睡眠に費やされる。7時間睡眠の人だとレム睡眠はおよそ2時間弱になる。レム睡眠中には,記憶から情報を読み出す機能は働いていても何かを記憶する機能が低下しているため,朝目覚めた時には夢内容をはっきりとは覚えていない。精神分析などでは起きてから思い出した夢内容の解釈を行うが,この時の夢内容は,思い出そうとする時の心理状態に大きく影響されたものである。レム睡眠の役割は,脳からの運動指令を完全に遮断し,筋の緊張を積極的に抑制し外郎の昼夜リズムに合わせて運動器を休めることにあると考えられる。猫を使った実験で,脳からの運動指令を遮断する機構を破壊すると,レム睡眠になるたび猫は目を閉じたまま起き上がり何かと戦うような動作などを示す。このことから,動物でもレム睡眠中に夢に相当する現象が起きていると考えられている。
ノンレム睡眠は,脳の休息(大脳皮質の活動低下〉の度合いにより4段階に分けられ,これが睡眠の深さを表す。電車で座っていて座った姿勢が保て,駅を乗り越さないでいられるのは段階1の睡眠である。安定した段階2になると首を保持できなくなり隣席の乗客に首をもたせかけることになる。また,しばしば寝過ごして駅を乗り越すくらいの深さと考えたらよい。段階3,段階4は脳波所見から徐波睡眠とも呼ばれ,熟睡にあたる。多少の物音では目覚めず,瞳孔が散大しているためむりやり起こされるとまぶしく感じる。ノンレム睡眠の深さは目覚めにくさと関係している。ノンレム睡眠中、骨格筋の緊張は覚醒時よりも低下するが,レム睡眠時のように完全に弛緩はしない。
ノンレム睡眠の意義は,主に脳を休ませることにあると考えられている。大脳皮質は進化とともに大きくなった。高等なほ乳類の巨大化した大脳は大量のエネルギーを要求するうえ疲弊しやすいため,機能を維持するには十分な休息が必要になってきた。高等な動物ほど深いノンレム睡眠がよく発達している。これにより,限られた時間内に効率よく大脳を休ませ回復を促すものと考えられる。

睡眠の機能

どんな生物でも必ず1日の中に休息期がある。脊椎動物でははっきりとした睡眠がみられる。睡眠にはどのような働きかあるのだろうか?
睡眠の第1の働きは,地球の24時間の自転に合わせて,活動に適さない時間帯に無駄なエネルギーを使わないようにすることである。は虫類などでは睡眠は単に身体の動きを止めるだけで脳の活動はさほど変化しない。ヒトのように高度に発達した脳を持つ種では,脳の活動を停止するだけでなく.脳が活動し続けてオーバーヒートしないように積極的に脳を体ませるということが第2の睡眠の働きである。
睡眠中には脳の活動が低下する。脳の重さは体重の2%にしかならないが,覚醒時には身体全体で使うエネルギーの20%を消費している、。深い睡眠の時には脳のエネルギー消費量は覚醒中の40%にまで低下する。睡眠をとらずにいると,集中力,記憶力,思考力が低ドしてしまう。
深い睡眠中には脳下垂体から成長ホルモンが分泌されて,成長期の子どもでは身体の成長に,成人では組織の損傷を回復することで疲労回復に役立っている。「寝る子は育つ」「寝不足だと肌が荒れる]ことは睡眠中の成長ホルモンの分泌と関係している。また,乳汁分泌を促進するプロラクチン,卵巣での卵胞形成や排卵を促進する性腺ホルモンも睡眠中に分泌されている。
睡眠と免疫にも密接な関係かあることがわかってきた。細菌やウイルスに感染すると,これらの侵入者を撃退するために免疫系を活性化する物質が白血球やリンパ球から分泌される。こうした免疫物質が睡眠を促進するとともに,睡眠自体も免疫物質の分泌を促進することがわかっている。風邪をひいたときに睡眠が増え,よく眠ると治りが早いのはこうした理由による。
このように,睡眠は単に休息だけでなく,健康を維持するのに大切な役割を担っている。
月経前に眠くなるのはなぜ
月経の前に日中の眠気が強くなるという経験を持つ女性は多い。これは女性ホルモンの1つ.黄体ホルモンの作用によるもので.妊娠中に眠気が強くなるのと基本的に同じ機序により起こる。黄体ホルモンは,排卵が行われた後から生理の始まる前までの時期,また妊娠中に多く分泌される。黄体ホルモンが眠気を誘うのは,妊娠・出産という大事な時を迎え,やたらに動き回って身体に悪影響を及ぼさないように,できるだけ休息を与えるためと考えられている。

睡眠と身体の機能

1)睡眠と自律神経系
夜になって睡眠に入ると,通常ノンレム睡眠に入り自律神経系の機能は副交感神経優位の方向へと変化し,身体を休息させる状態となる。睡眠中には,血圧は次第に下降していき,夜中の2〜4時ごろにもっとも低い値をとり,明け方に高くなる。心拍数や呼吸数も,睡眠が深くなると減少する。しかし,レム睡眠中は,自律神経系に乱れが生じ,心拍数や呼吸数か不規則になり血圧も変動する。レム睡眠中や起床時に起こるこのような自律神経系の変化は,心疾患や脳血管障害の発症の引き金
になる。
2)睡眠と内分泌機能
睡眠中に分泌が増加するホルモンの中の代表的なものは成長ホルモンである。成長ホルモンは,一夜の睡眠のうち前半の深いノンレム睡眠(段階3,4)の時に大量に分泌される。寝る子は育つということわざは,こうした事実に裏づけられている。
成長ホルモンは,成長の促進だけではなく,身体の疲労回復や損傷の修復に重要な役割を果たしている。プロラクチンも睡眠中に分泌されるホルモンである。睡眠の後半に向かって上昇する。プロラクチンは乳汁分泌を促すホルモンであるが,成長ホルモンと同様に身体の修復機構と関係している。思春期における性腺刺激ホルモンも睡眠中に分泌される。生殖器の成長や第2次性徴の出現なども,睡眠に依存していることがわかる。
コルチゾールは,副腎から分泌されるホルモンで,代謝促進作用を持ち,ストレスに応じて分泌Iltが増大する。主な働きは,環境の急激な変化などといった緊急事態に対し,利用できるエネルギーを体内に準備することである。覚醒直前にコルチゾール分泌は最大になるが,覚醒後の肉体的・物理的なストレスに対して,身体の準備を整えているのだと考えられる。
3)睡眠と免疫系
風邪をひいて熱か出ると眠くなる,よく眠ると風邪の回復が早まるなどは日常経験することである。感染することにより免疫系が活性化し,白血球から放出されるある種のサイトカインか血中で増加する。これは,ウイルスの繁殖を抑えると同時に,中枢に作用し発熱させるとともにノンレム睡眠を増やす。その結果,成長ホルモンなど身体の回復を促すホルモンを出すことにもなり,病気の回復を促進することになる。

睡眠と精神機能

1)睡眠不足と機能低下
日常の睡眠時間をWり詰めることができれば,自由に使える時間が増え,生産的な生活を送ることができると考える人がいるかもしれない。しかし,睡眠の不足は,身体機能と同様に精神機能に対しても重大な影響を及ぼすことが知られている。
一般に,日々の睡眠時間をそれまでの睡眠時間より数時間短縮した場合には,自覚的に日中に耐え難い眠気に襲われるようになる。他党的にも,日中の眠気が非常に強くなることが,睡眠潜時反復測定検査(Multiple Sleep Latency Test : MSLT)で示されている。被験者の睡眠を数日間完全に奪う断眠実験からは,被験者の作業能率の低下,特に機械的な作業よりも注意力や記憶力を要求されるような複雑な作業の能率の低下が示されている。断眠を継続すると作業能率はさらに低下し、気分は沈みがちになる。一方,ささいなことに過度に反応し,対人関係に対して過敏になり,すぐ怒り出すようになる。一部の人では「断眠時精神病]と呼ばれる錯覚や幻覚などの知覚界常や,被害的な内容の妄想が出現する。これらの精神機能への影響は,十分な睡眠の後には完全に回復する。
2)睡眠と記憶
睡眠は,記憶に関しても重要な役割を果たしている。動物を用いた学習実験において,学習期間中にはレム睡眠が増加する,一方,学習期間中にレム睡眠のみを選択的にとらせないようにした動物では学習が著しく阻害される。これらのことから,レム睡眠は記憶の定着を促す効果があると考えられている。
このように睡眠不足は,集中力低下,記憶力,思考力など高次機能の低下を招き,無気力や焦燥感を引き起こす。また,精神分裂病や神経症などの精神疾患に罹患している場合には,断眠により精神症状がさらに悪化する。精神機能の疲労を回復させ,生産的な生活を送るためには十分な睡眠をとることが重要である。
徹夜勉強について
日々の限られた時間の中で勉強時間をいかに確保するかは受験生・学生にとって重要な問題である。睡眠時間を可能な限り減らして勉強のために時間を使いたいと思っている人もいる。しかし,睡眠時間の過度の短縮は日中の眠気を引き起こし,思考力や記憶力を低下させ,その結果勉強の効率を逆に悪くする。したがって,眠い状態でだらだら勉強するより,必要な睡眠時間を確保し,残りの時間をすっきりした頭で勉強した方が効果的である。さらに,徹夜の次の日には.単純な計算問題でも正答率が著しく下がることがわかっているので.試験の前日の徹夜は逆効果のこともある。
さらに,睡眠は覚えたことを脳の中に定量させるのに重要な働きをしている。試験の前日でも最低5時間は眠って,覚えたことを頭にしっかり残し,すっきりした頭で翌日に備えた方が効果的である。
メラトニンの効果
最近アメリカで,脳の松果体から分泌されるホルモンであるメラトニンが.健康食品としてビタミン剤のような形で販売され,注目されている。メラトニンは,体内時計の働きによって外が明るい時には産生されず,暗くなって夜になると産生され,これが体内時計による睡眠の調節に大きな役割を果たしていることがわかっている。加齢により夜間の産生量が減少するため,老年者の不眠との関係が考えられている。このため,メラトニンを補充することで老年者の不眠を治す試みが海外で行われ一定の成績を上げている。さらにメラトニンは,夕方から夜にかけて投与すると,生体リズムを早めて,自然な寝付きの時刻を早くする作用があるため,時差ぼけや睡眠時間帯が遅れてしまう睡眠相後退症候群の治療への応用が試みられている。ただし,性ホルモンの分泌への作用もあるため、メラトニンは日本では試験的に用いられている段階で正式に認可されていない。

子どもの睡眠

1)生体リズムと睡眠の発達
生まれたばかりの赤ちゃんは,「約3時間寝ては授乳され,また3時間眠る」を繰り返す。これは体内時計の働きがまだ不十分で,1日を単位とした睡眠覚醒のサイクルを作り出すことができないためである。その後次第に体内時計が働き出すが,この時計が生み出す生体リズムの周期は約25時間であり,毎日地球の自転の24時間の周期に合わせる必要がある。しかし,生後3〜4ヵ月までは,この体内時計と地球の自転周期とのズレを修正する働きが十分でなく,体内時計は25時間を1日とし
て動いてしまう場合がある。この結果,生活リズムが毎日1時間ずつ遅くズレてしまうことがある。この現象はフリーランと呼ばれる。生後3〜4ヵ月以降になると朝の光,食事時間,社会環境を手がかりに毎日自分の体内時計を地球時間に合わせること,つまりリセットができるようになり,フリーランは認められなくなる場合が多い。また昼間の睡眠時間が夜間の睡眠時間よりも短くなるのも生後3〜4ヵ月以降である。
生後3〜4ヵ月までは寝入るとすぐにレム睡眠がはじまることが多い。しかしこの時期以降は,寝入った直後には大人と同様にノンレム睡眠が出現するようになる。生後6ヵ月では入眠直後にレム睡眠を認める割合は20%にまで減ってくる。ノンレム睡眠とレム睡眠のセットは・晩に何回か繰り返し出現する。その周期は新生児期には40〜60分だが,次第に延長し,成人ではおよそ90分周期になる。生後3〜4ヵ月以降は,昼間の睡眠は夜間に比べて明らかに減り,昼寝の形態をとるようになる。生後8ヵ月ころには昼寝は午前午後各1回,1歳2ヵ月以降は午後1回となる場合が多い。
なお成人の昼寝の習慣には文化的な影響もあり,昼寝が許容される地域では昼寝の習慣は生涯続く。生後3〜4ヵ月になると,体内時計に支配される体温リズムも,明け方に低く午後に高くなるという1日の中での変動をはっきりと示すようになる。体温と睡眠は関係が深く,体温か下がりはじめると眠りに入りやすくなる。眠くなると子どもの手足は温かくなるが,これは体の内部の体温を下げるための放熱が始まったわけで,眠くなり始めた証拠といえる。また天眼後しばらくは汗をたくさんかくが,これも放熱の機構が活発に働いていることを示す。周囲が暗くなると分泌されるホルモンであるメラトニンは3〜5歳前後に生涯でもっとも多量に分泌さ
れる。夜間に一致したメラトニンの分泌増加が始まるのも生後3〜4ヵ月以降である。成長ホルモンの分泌が睡眠と関連を有するようになるのも生後3〜4ヵ月以降である。
なお,思春期には睡眠をとる時間帯が遅れがちだが,これには夜更かしして勉強したり遊んだりという社会的環境の影響だけでなく,ホルモンなど内因性要因の影響もあるとする考え方もある。
2)睡眠の量
予定日前後で生まれた赤ちゃんは1ロに16〜18時間眠る。このうち約50%は動睡眠期と呼ばれる成人のレム睡眠にあたる状態が占める。動睡眠期には,すばやい目の動きや,筋肉の細かいぴくつきがみられ,呼吸は不規則になっている。口の周りの筋肉にぴくつきか出現すると,赤ちゃんかほほ笑んでいるようにみえる。これは新生児微笑と呼ばれているが,新生児微笑がみられるのは動睡眠期である。次第に動睡眠期に筋肉の弛緩が伴うようになり,生後3ヵ月過ぎにはほぼ成人と同様のレ
ム睡眠が出現するようになる。レム睡眠が総睡眠時間に占める割合は乳児期より次第に減り,2歳ころには20〜25%と成人と同じ程度の割合になる。遂にノンレム睡眠の割合は新生児期には総睡眠時間の約30%だが,生後3ヵ月ころには約50%にまで増える。深いノンレム睡眠(段階3,4)の割合は乳幼児期から思春期前までほぼ一定で総睡眠時間の約1/3を占める。深いノンレム睡眠の割合は思春期以降に次第に減り,代わりに浅いノンレム睡眠(段階1,2)の割合がその分増えてくる。
乳幼児の1日の総睡眠時間は,4ヵ月児で14〜15時間,1歳児で11〜13時間程度,あるいは1歳6ヵ月〜3歳児で約12時間である。なお,思春期には思春期前よりも必要とする睡眠時間が増えるという報告もある。ホルモン分泌の変化によると考えられている。
近年,社会の24時間化か進行し,それに伴って,大人も子どもも就寝時刻か遅くなってきているが,起床時刻はさほど変化しないため,総睡眠時間が減ってきている。必要な睡眠時間の個人差が非常に大きいため.ここにあげた乳幼児の総睡眠時間が生理的に本当に必要な睡眠時間であるのかどうかの判断は難しい。何歳だから何時間睡眠時間をとるべきという最低許容限界があるのかどうかも厳密にはわからない。しかし,身体の病気でないのに日中元気がない場合は,睡眠不足が疑われる。
睡眠は乳幼児の成長に重麦な役割を果たしており,乳幼児で慢性の睡眠不足が続く場合には,心身の成長の遅れが出現する危険かある。
3)体動
ノンレムーレム睡眠のサイクルは一晩に何回か繰り返されるが,ノンレム睡眠からレム睡眠への移行は徐々に進むこともあれば,体の動き(寝返り,作動)をきっかけに急激に生じることもある。レム睡眠はしばしば作の動きをきっかけに終わる。2秒以1こ続く作動の頻度は,新生児ではレム睡眠1時間当たり平均20回,1歳でも1時間当たり平均10回ほど観察される。成人ではもう少し減るか,それでも5回前後はある。ぐっすり眠っている間は恪勤はないものと思いがちだが,実際には作動は
かなりみられる。したがって寝相の悪さは基本的に心配ない。
唯一の例外は睡眠時無呼吸症候群の場合で,夜間呼吸困難のためにもがき,発汗も多く,苫しくて横になれず上体を起こして眠るようになる。いわゆる寝相の悪さとは容易に区別可能である。
4)入眠儀式
「お子さんが寝つくときに必ずしなければならないことが何かありますか?」との設問に対して,1歳6ヵ月児で62.4%,3歳児で55.2%で,なんらかの儀式があるとの回答を得た。具体的には,指しゃぶり,ほ乳瓶・おしゃぶりをくわえさせる,特定のタオル・ぬいぐるみをそばに置いたり身体に触れさせる,特定の本を読むことなどが寝つきに大切なこととしてあげられた,これらは,子どもで-般的にみられる現象で問題視する必要はなく,放置してかまわない,
5)夜泣き
日本では夜泣きにより養育者の約60%が悩んでいる。
生後4ヵ月までの乳児は,体内時計の働きが十分でないため,昼夜のメリハリがはっきりせず,夜泣きになる場合がある。昼夜の明暗のメリハリをつけ,体内時計が外界の時刻を認識する手がかりがしっかりと子どもの脳に伝わるように養育環境を整えることが大切である。この現象は成長過程における生理的な一過性の現象であることを養育者か月!.解することが重要である。夜眠り昼に活動するリズムが確立された以降も,毎晩同じ時刻に夜泣きをする場合もある。小児では成人よりも短時間のサイクルで睡眠が浅くなり,この時に体動を伴う。これらの動きに養育者か過剰に反応し,抱き」こげや授乳を行うと夜の覚醒が習慣として固定してしまう。割り切って放っておくことも場合によっては必要となる。また食事は体内時計の時刻の手がかりとして重要である。夜には乳することが習慣になると,体内時計がこの時間帯を昼間と認識してしまい,夜泣きを固定させることがある。夜のは乳習慣をなくすには,就寝前に授乳するようにする。なお昼間の運動量を増やすと,生活リズムにメリハリが生まれ,夜の睡眠も深くなり,中途覚醒が減る。
6)遅寝
今や社会生活は1日24時間,週7日間フル活勤し,この生活習慣は子どもたちにも浸透している。現在日本では3歳児の50%以上が夜10時以降に就寝している。遅寝の乳幼児であっても短期的には明らかな異常を認めるわけではない。そこで従来,帰宅時間の遅い養育者とのスキンシップを重視する立場から,乳幼児の遅寝を容認する有識者の助言もみられた。遅寝か発達過程にある乳幼児の体内環境,高次脳機能に及ぼす影響に関する実証的な検討は乏しい。しかし,遅寝では乳幼児の睡眠
量,昼間の活動量、昼夜の受光量のメリハリが低下する。睡眠時間が減ると感情の制御が不安定になり,成人では血圧の上昇や血糖値の上昇かみられ,また小学生でも問題処理能力の低下や血圧の上昇が生じる。子猫を使った実験では,しっかりと睡眠をとることで,脳の神経細胞の間の連絡が強まることがわかっている。夜間の受光量の増大が,メラトニンの分泌量減少を介して成長過程に影響する可能性が疑われている。
乳幼児突然死症候群(SIDS)
乳幼児突然死症候群(Sudden lnfant Death Syndrome:SIDS)は,「それまでの健康状態および既往歴からその死亡が予測できず,しかも死亡状況および剖検によってもその原因が不詳である,乳幼児に突然の死をもたらした症候群」である。
SIDSというためには「突然死をもたらす隠された疾患がないこと,窒息などの事故でないこと,さらには犯罪などでないこと」
を証明しなければならない。しかし事故による窒息死とSIDSとを鑑別することは,剖検を行っても難しい。うつぶせ寝と窒息との関係も指摘されるが.うつぶせはやわらかい寝具に顔を押し付けた場合を除き,むしろ窒息しにくい体位である。確かにうつぶせ寝.非母乳栄養児.両親の喫煙でSIDSの危険は高まるが,その理由はわかっていない。SIDSの原因としては「生命の危機的状態に対する覚醒反応の低下」が現在有力視されているが,真の原因は依然として不明である。医療事故とSIDSとの区別は重要だが,わが国では医療者が過誤の隠れみのにSIDSを用いていると誤解され,訴訟に持ち込まれるケースがあることは残念である。
早急な原因究明とともに,お子さんを亡くされたご家族の精神的ケアも含めた社会的啓発活動のいっそうの充実が望まれる。
朝型と夜型はどちらが健康的か
早寝早起きで,午前中から活動的な人を朝型と呼び,宵っ張りで午前中はぼんやりし,夜になるほど頭がさえるような人を夜型と呼んでいる。こうした朝型か夜型かは,年齢により,さらに生まれつきの体質により個人差があり,体内時計が作り出す約1日の周期の生体リズムの特性が関係している。若年者に夜型が多く.老人ほど朝型になるのは.体内時計の加齢変化による。朝型と夜型については,艮い悪いの問題ではなく,その人なりに規則正しい生活をしていて,生体リズムの乱れがなければよいと考えるべきである。
極端でない限り.あるいは社会的な問題がない限りどちらが健康的かということはできない。ただし.若年者で夜型の人は生体リズムが後ろへすれ,定刻に起床できないなど社会生活に支障を来すことが少なくないため.起床時間を一定にし,朝の光を浴びて,生体リズムをずらさないようにすることが重要である。

高齢者の睡眠

1)健常高齢者でみられる睡眠と生体リズムの変化
高齢者では睡眠が浅くなり中断しやすくなるとともに,早寝早起きとなることか知られている。こうした変化は,睡眠機構および生体リズム機構の加齢の結果と考えられている。
睡眠の量・質に関するアンケート調査によると,日本人が1日に床の上で過ごす時間は,10歳代の前半では男女とも8時間以上.であるが,加齢に伴い短縮し,40歳代では男性約7.3時間,女性約7.0時間と最短となり,この後延長して,70歳以上になると8.5時間前後であった。
終夜睡眠ポリグラフ検査を用いて客観的に睡眠の量と質の変化をみた研究によると,高齢者では,消灯してから人肌するまでの時間(入眠潜時)が,若年者と比べ長くなる(入眠障害)。
また,高齢者では若年者・中年老に比べ入眠後の覚醒(中途覚醒)が多いことがわかった。夜入眠してから朝覚醒するまでの間に実際に睡眠していた時間の割合(睡眠効率)は,若年者で約97%であるのに対し,高齢者では約77%と低下した。睡眠の内訳としては,浅いノンレム睡眠(段階1,2)が増加し,深いノンレム睡眠(段階3,4)か減少した。レム睡眠も減少していた。
すなわち、高齢者では,人脈まで時間がかかり.睡眠は浅く,中断が多くなる。高齢者では,身体を使う仕事が少なくなり,基礎代謝限も低下し,口中のエネルギー消費や運動量が低下する。このため,身体が必要とする睡眠量は減少する。また,身体の成長は終了しており,組織の損傷修復の速度も低下するため,成長ホルモンを分泌する深いノンレム睡眠の必要性も低い。
加齢による生理指標の変化は否定的にとらえられがちであるが,若年者・と比較してエネルギー消費が少ないため,深く眠る必要がないとも考えることもできる。
加齢に伴って早寝早起きとなり,睡眠している時間帯が早くなる。これは,体内時計の位相が加齢に伴って前進するためと考えられている。また,高齢者において,生体リズムの指標である深部体温,コルチゾールやメラトニン分泌の振幅が減少しており.昼寝が増えて多相性睡眠となることから,体内時計自体のリズム強度が減少していると推測されている。さらに,高齢者では時差ぽけからの回復に時間かかかることなどから,加齢により体内時計の同訓機能が減弱していると考えられてい
る。高齢者では,社会的役割の変化,運動機能の低ドに伴い日中の外出が減り,体内時計の同調因子である日中に浴びる太陽光線の量が減少する結果として,体内時計の機能が低下している可能性もある。
2)高齢者でみられる睡眠障害
高齢者では睡眠障害の頻度が高いことが知られている。日本の一般成人を対象とした調査では不眠の訴えは20〜60歳の約19%でみられたのに対し,60歳趾七では約30%でみられた。
不眠の型ごとにみると,寝付けないという訴え(入眠障害)は年齢による差はなかったが,夜中に目が覚める中途覚醒,朝早く目が覚めてしまう早朝覚醒が60歳以上で増加し,高齢者では若年・中年者と比べて中途覚醒・早朝覚醒といった睡眠の持続の障害が特徴的である。
前節で述べたように高齢者においては加齢変化により睡眠が浅くなり,分断されやすくなっている。これに加えて,夜間の頻尿・疼痛など加齢による身体の変化も高齢者の中途覚醒の誘因となる。
次に,臨床の現場でよくみられる高齢者の睡眠障害について簡単にまとめた。
(1)高齢者の不眠症
①神経症性不眠:必要以上.に健康が強調されていることもあり,何かのきっかけで数日不眠が続くと一種の不眠恐怖症に陥り,かえって不眠が増強し慢性化してしまうことがある。こうした状態が神経症性不眠である。
②睡眠時無呼吸症候群:睡眠中の筋弛緩によって起こる気道の狭窄などにより呼吸が停止し,夜間何度も覚醒するため十分な睡眠が得られず,夜間の不眠,日中の過眠が出現する。 65歳以上の高齢者の25%にみられるが,無症候性のものも多い。
③周期性四肢運動障害(Periodic Limb Movement Disorder:PLMD):主として下肢の不随意運動が睡眠中に周期的かつ常同的に出現し,睡眠が障害される。原因は不明である。健常高齢者の34.5〜57%にPLMがみられるが,約半数は自覚症状がない。
④むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群,Restless Legs Syndrome : RLS):夕方の安静時,夜間就床時に下肢に限局した「痛がゆい感じ」「虫がはうような感じ」といった異常感覚が出現し睡眠が障害される。 PLMが出現することが多い。四肢を動かすことで完全に,あるいは部分的に症状は消失する。中年期以降の発症が多い。
(2)睡眠時随伴症
レム睡眠中には筋肉は弛緩し,いわゆる金縛り状態にあるため,夢の中の行動が体動となって現れることはない。レム睡眠行動障害(REM sleep Behavior Disorder : RBD)はこの金縛りを起こす機構が働かないために起こる。レム睡眠になるたびに粗大な四肢や体幹の運動,複雑な行動が出現し,激しい寝言を伴うことが多い。
(3)他の疾患に伴う睡眠障害
①精神障害に基づく睡眠障害:うつ病,噪病,精神分裂病などは重度の睡眠障害を引き起こす。高齢者では,ほかの世代と比較してうつ病・アルコール依存症の有病率が高い。また,高齢者では精神障害による睡眠障害が出現しやすく,慢性化しやすい。
②身体疾患に基づく睡眠障害
a.パーキンソン病.進行性核上性麻蜂,ハンチントン舞踏病などの錐体外語性疾患では,筋固縮,不随意運動により中途覚醒が増加し,再入眠が困難となる。
b.  オリーブ核橋小脳変性症(OPCA),シャイ・ドレーガー症候群などの脊髄小脳変性症ではRBDや睡眠時無呼吸症候群を合併しやすい。
c.高血圧患者では入眠障害が22.3%に,中途覚醒が39.6%にみられる。不眠を訴える高血圧患者の中には脳循環障害,睡眠時無呼吸症候群が高率にみられる。
d.糖尿病患者では夜間の口渇,発汗,神経痛などにより高率に睡眠障害がみられる。糖尿病患者の56.4%で不眠,40.3%で早朝覚醒がみられる。
e.不整脈,夜間狭心症,心筋梗塞などの心疾患や,喘息発作,慢性閉塞性肺疾患における肺胞低換気,逆流性食道炎,胃・十二指腸潰瘍の疼痛は夜間睡眠中に発生しやすく,睡眠障害の一因となる。
f.腰痛・神経痛などによる疼痛により,夜間の中途覚醒が増加する。
(4)その他
「依存症になる」「飲み続けるとぼける」「睡|眠薬よりも寝酒の方が安全」などの睡眠薬に対する誤った知識を持つ高齢者が多く,なかなか医療機関に受診しなかったり,自己判断で服薬を中止してしまったり,かえって睡眠障害を長引かせているケースも多い。
3)高齢者の睡眠障害の診断
睡眠障害の原因を特定し、治療することが基本である。
(1)睡眠障害の種類の特定(ep.65総論w「睡眠障害の鑑別診断」)
・入眠障害,中途覚醒,早朝覚醒の有無
・日中の過剰な眠気の有無
・夜間の異常行動の有無
・入眠障害,中途覚醒の原因となる身体症状の有無
・不適切な睡眠環境,睡眠習慣の有無
必要があれば精神利一,睡眠障害専門医に紹介する。
4)高齢者の睡眠障害の治療
睡眠時無呼吸症候群に伴う不眠では,睡眠薬を投与すると無呼吸がかえって悪化することや,高齢者では薬物代謝能力の個人差が大きく少量の睡眠薬でも転倒しやすいので,投与にあたっては以下の点に注意を払う。
(1)原因となる他の精神・身体疾患の治療
睡眠時無呼吸症候群に対しては減量、歯科装具,持続陽圧呼吸療法(CPAP),外科手術などを行う。周期性四肢運動障害,むずむず脚症候群,レム睡眠行動障害
にはクロナゼパム(リボトリール9)が有効である。
(2) 睡眠環境,睡眠習慣に問題があるもの
夕方以降のお茶・コーヒーの摂取,過量のアルコール,日中の多すぎる昼寝や運動不足,早い時刻から眠気もないのに入床しているなどに対しては生活指導を行う。
日中の適度な運動・昼寝や高照度光の照射が体内時計の活動にメリハリをつけ,高齢者の夜間の睡眠か改善される。
(3)以上のような原因疾患や重篤な合併症のない不眠症
ベンゾジアゼピン系および非ベンゾジアゼピン系睡眠薬を投与する。高齢者に対しては吸収が速く,筋弛緩作用が弱く,代謝産物が活性を持たない睡眠薬を若年者の半量程度から投与・する。

眠りの必要性

「眠らないとどうなるか?」は占くから興味ある疑問であった。ヒトでは1965年に米国の17歳の男子高校生が参加した断眠実験で達成した264時間12分(11日間と12分)が最高記録である。断眠開始後4日目には気分が沈みがちになり,イライラか出現し,物が人の姿になって見える幻視も出現し,「自分が周りの人から嫌われている」という妄想的な訴えもみられた。
7目口から8日目には言葉が不明瞭となり,記憶力・集中力の低下が目立つようになり,11日目には思考力もかなり低下した。しかし,さまざまな身体の機能には問題はなかった。この後この高校生は自宅で14時間45分眠り,目覚めた時にはすべて正常に戻っていた。ドイツで行われた別の実験では被験者は4日目には立ったまま眠り込んでしまった。目覚めているようにみえても,脳波の上ではごく短時間の睡眠記録が繰り返しみられた。
このように,ヒトでは眠らないことで病気になることはなく,目覚めていられなくなり眠り込んでしまう。しかし,長時間眠らないでいることによって,集中力・思考力・記憶力などの能力が低下し,気分・情動も不安定になる。また,長期間にわたる睡眠不足があると,血圧上昇や耐糖能低下が出現することがわかっている。
動物では,強制的に運動を続けさせる方法などを用いて,断眠の実験が行われている。いずれも長期間の断眠の後に体温の低下,体毛の脱落などがみられ,死亡してしまった。動物では睡眠をとらせないように何らかのストレスを加えざるを得ないため,こうしたストレスと断眠との相乗効果で死に至った可能性が高い。
イビキについて
仰向けで眠っていると,筋肉がリラックスして,のどの周りや舌の付け根などが緩んで落ち込み.気道(空気の通り道)が狭くなる。
この状態に.疲労.飲酒,肥満,あるいは何らかの鼻やのどの異常などが加わると,さらに気道が狭くなって,出入りする空気がのどの壁を振動させる。これがイビキの起こるメカニズムである。
規則正しく呼吸ができていれば,多少のイビキは健康上の問題にならない。ただし,イビキの裏に病気が潜んでいる可能性があるため注意が必要である。特に,睡眠中大きなイビキをかき.イビキが止まったかと思うとまた再開するなどのように,大きなイビキとともに,呼吸が一時的に停止するような兆候がある場合には,睡眠時無呼吸症候群が疑われるため注意が必要である。
寝だめ
一般的に,「明日は忙しいから,明日眠る分まで今晩眠っておこう」という寝だめはできない。次の日のことを考えて,いつもより早く床についても必ずしも早く眠れるわけではない。むしろ.いつも眠りにつく2〜3時間前はもっとも眠りにくい時間帯であることがわかっている。したがって,寝だめを試みた経験のある人は多いが.成功したという話は聞かない。ただし,睡眠不足が起こると,これを解消するように自然に睡眠が長くなる。睡眠の質と量は,眠る前の時点で.どのくらい睡眠が必要かに応じて,われわれが意識していないところで,脳の睡眠中枢により調節さ
れている。必要な睡眠量が満たされると,後は浅い眠りが続くだけで.それ以上熟睡することはできない。

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