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睡眠時無呼吸症候群の検査方法と診断

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睡眠時無呼吸症候群の検査方法と診断

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最近では、「どうも自分は睡眠時無呼吸症候群のような気がするので、検査と治療をお願いします」といって、本人自らが病院を受診するということも増えています。しかし、そう
はいっても、やはり大半の患者さんは本人の自覚がないまま、家族などのベッドパートナーに指摘されて病院にやってきます。
それでは、実際に検査と診断はどのように進められるのかを説明しましょう。
問診というのは、医師が患者さんに具体的な症状や過去の病歴などについて質問することで、これは、診断にとって重要な助けとなります。ほかの多くの病気と同じように、SASでも最初にこの問診が行われます。ただし、SASでは患者さん本人は自分の症状に気づいていないことが多いので、問診には家族やベッドパートナーにも同席してもらうことが大切になります。
問診では、次のようなことがないかどうかを聞きます。
まずSASの4大症状である、ほとんど毎晩いびきをかく、睡眠中に呼吸が止まる、肥満の傾向がある、日中の傾眠についてです。このうち、いびきと呼吸停止については、患者さん本人は気づいていないことが多いので、家族やベッドパートナーの指摘が重要になります。
ちなみに、いびきはSASの患者さんのほぽ100%にみられます。
また夜間の睡眠中に、寝汗をかくことが多い、夜中に2回以上排尿に起きる、ということもSASの患者さんの多くに共通します。
肥満は、SASの患者さんの70〜80%にみられますが、これは肥満によって上気道が狭くなっているためです。しかし、やせている人でもあごが小さい人や扁桃腺が大きい人、また高齢の人は、SASになりやすいといえます。
日中の傾眠というのは、昼間でも眠気に襲われ、目を覚ましているのがつらいということですが、これは夜間にきちんと睡眠がとれていないために起こります。そのために、朝、目覚めたときにスッキリしない(熟睡感がない)、頭痛がある、体にだるさを感じる、仕事などの集中力がなくなるということもあります。
さらに、医師は血圧について間いたり、実際に血圧を測ったりします。高血圧は、SASにもっともよく起こりやすい合併症だからです。睡眠中に呼吸が停止すると、動脈に送られる酸素濃度が低下するため、心臓が懸命に血液を送り出そうとするとともに血管が収縮し、血圧が高くなってしまいます。

スクリーニング

問診の次には、医学用語で「スクリーニング」(ふるい分け)といわれる検査があります。
このスクリーニングには、高度な医療器械を使うものもありますが、ある意味で問診の廷長のような簡単な検査もあります。
●昼間の眠4Sa(Epworth Sleepiness Scale :ESS)のチェック
昼間の眠気指数というのは、患者さんが昼間どのように眠気を感じているかを指数であらわしたものです。具体的には、次の8つの状況で、眠気をどのように感じるかを4段階(0〜3点)で・評価し、その合計点数によって、SASがどの程度疑われるかを判定します。患者さんは、夜間の睡眠中に呼吸が止まることには気づきませんが、それによって引き起こされる昼間の眠気の程度は、自分でもわかります。
では、あなたのESSをチェックしてみましょう。
1 座って読書しているとき
2 テレビを観ているとき
3 公の場所で座って何もしていないとき(たとえば劇場や会議)
4 1時間続けて車に乗せてもらっているとき
5 状況が許せば、午後横になって休息するとき
6 座って誰かと会話をしているとき
7 昼食後(お酒を飲まずに)静かに座っているとき
8 自分で運転中に、交通渋滞で2〜3分停まっているとき
0点‥けっして眠くならない
1点‥まれに(ときに)眠くなる
2点‥1と3の中間(ときどき眠くなる)
3点‥眠くなることが多い
この8つの状況における評価の合計点が8〜9点以下なら、SASの心配はまずありません。しかし、10点以上なら要注意です。さらに、15点以上なら重症のSASが疑われます。ESSのチェックは、患者さんが自分でもできる簡単な方法です。ただし、評価が主観的なものになりがちという短所があります。また、この方法は睡眠時の呼吸の状態を、日中の傾眠という状況証拠から探るというものです。したがって、実際に患者さんの睡眠がどのような呼吸障害をともなっているかについては、特定の検査器械で調べる必要があります。
簡易式検査器によるスクリーニング
実際の睡眠の状態をみる検査機器には、まず簡易式検査器を使用する方法があります。これにはパルスオキシメーター、簡易ポリグラフ検査などがあり、いずれも小型で操作もとても簡単なので、患者さんが病院から機器を借りて、自宅で使うこともできます。
パルスオキシメーターは、指先にセンサーをつけて、動脈血の酸素レベルを測る器械です。
睡眠中の血中酸素飽和度(SpO2)を観察することで、呼吸によってきちんと酸素が取り込まれているかがわかります。SpO2というのは動脈血中のヘモグロビンの飽和濃度のことで、ヘモグロビンが酸素と結合している状態をパーセントで示します。ふつうSpO2の正常値は95%以上で、それ以下では低酸素血症が疑われるわけですが、SASでは90%ぐらいにまで低下することが珍しくありません。
簡便な検査であり、今後、地域・職場での健診、人間ドックなどでの活用が進むことによって、より多くの人が睡眠中の呼吸状態を検査することが期待されます。
アプノモニターーは、鼻と口に小さなセンサーであるサーミスター(温度変化で電気抵抗が変わる半導体)を取りつけ、睡眠中の呼吸による気流を測定し、無呼吸状態がどのように起こるかを記録します。
スリーブテスターは、このパルスオキシメーターとアプノモニターの機能に、気管音(いびきの音)や胸郭運動を記録・測定する機能を加えたものです。これにより、睡眠中の呼吸の状態がより詳しくわかります。
こうした簡易ポリグラフ検査の器械は、検査が簡便にできるという長所があります。
これらの検査でとりあえず、重症の可能性があるかどうかがわかります。しかし、その半面、軽症から中等症の程度を正確に判定することが難しいという欠点があります。また、簡易ポリグラフ検査では睡眠中の呼吸異常を集中的に調べるため、睡眠そのものが、どのように障害されているかはわかりません。
そこで、SASの正確なスクリーニングに必要不可欠な方法として、睡眠ポリグラフ検査という検査があります

睡眠ポリグラフ検査

睡眠ポリグラフ検査(PSG)は「終夜睡眠ポリグラフィー検査」ともいいますが、SASの確定診断に不可欠なものです。その検査項目には大別すると、呼吸状態を調べるものと睡眠状態を調べるものがあります。
まず、呼吸状態を調べるものには、簡易ポリグラフ検査にもあるSpO2、鼻と口の気流、気管音などの測定に加えて、体位センサーや胸部バンド、腹部バンドがあります。
体位センサーは、仰臥位(仰向け)がどれだけの頻度であらわれるかをみます。無呼吸は気道がふさがれる仰臥位で起きやすいからです。

睡眠時無呼吸症候群の検査

睡眠時無呼吸症候群の検査


また、胸部バンドと腹部バンドは、胸部と腹部に巻きつける帯状のセンサーで、呼吸を促す胸郭と腹部の換気運動を検知するものです。SASは原因により、何種類かに分けられます。もし、鼻や口の気流やいびき音などが止まった無呼吸状態の間でも、この胸郭と腹部の換気運動があれば、閉塞性無呼吸症(OSAS)であることがわかります。OSASは、睡眠中に空気の通り道である気道が軟口蓋や舌根などに圧迫されて、呼吸ができなくなるわけですが、脳からの呼吸の指令によって、胸部や腹部の換気運動は統きます。
これとは反対に、脳の中枢部分のはたらきの異常が原因である中枢性無呼吸症(CSAS)では、胸部・腹部の換気運動がありません。
一方、睡眠状態を調べるための睡眠ポリグラフ検査の検査項目には、心電図、脳波、左右の眼球運動(Rapid Eye Movement :REM)のモニタリング、頤(おとがい)筋筋電図、下肢筋電図などがあります。このうち、心電図はパルスオキシメーターによる低酸素血症の把握と関連して、無呼吸によって不整脈や心拍数の変化がどのように起こるかを測定します。
また、脳波は、脳がどれくらい深く睡眠に入っているかをみるのに必要であり、睡眠分断や覚醒反応がどのようにあるかなども示してくれます。さらに、睡眠の質や段階は、眼球運
動にもあらわれますし、順筋の動きも睡眠の状態と関連しています。下肢筋電図は、下肢の筋肉の動きをみるのですが、これはどういう意味かというと、足の関節や膝の間などのムズ
ムズした感覚で睡眠が妨げられる、「むずむず足症候群」や「周期性四肢運動障害」などがあるかを調べます。
SASは呼吸の病気であると同時に、睡眠の病気でもあります。だからこそ、睡眠の状態を正確に検査することが重要なわけですが、ここで人間の眠りはどんな構造になっているの
か、簡単におさらいしておきましょう。人間の眠りはレム睡眠とノンレム睡眠に分けられ、ノンレム睡眠にはさらに4段階のステージがあります。レム睡眠とは急速なREMがあり、活発に夢を見ている睡眠です。脳波的には浅い睡眠で、大脳活動は覚醒に近い状態にあります。
ノンレム睡眠は、REMのない睡眠ということで、より安らかな眠りです。そのなかでもさらに、ステージ1、2は浅睡眠、ステージ3、4は深睡眠(または徐波睡眠)となります。
健康な人は一晩の睡眠で、約90分周期でレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しています。睡眠のはじめにはノンレムのステージ3、4の深睡眠が多くあらわれ、明け方が近づくと、レ
ム睡眠が多くなるというパターンがあり、スムーズに覚醒していくことになります。
ところが、SASでは無呼吸によって覚醒反応が多くなり、ステージ3や4の深睡眠がないか、極端に少なくなります。また、レム睡眠も極端に少なく、レムからノンレムに移行す
るパターンもきわめて不規則です。そのため、睡眠の質が悪くなり、日中の傾眠などが起こるというわけです。
睡眠ポリグラフ検査は、このような睡眠の状態を正確に把握することができます。しかし、そのために先にあげたような、さまざま測定装置が装備されているので、基本的に1泊の入
院検査になります。もし、SASの可能性の高いと思われる人で、はじめに簡易ポリグラフ検査を受け、そのうえで睡眠ポリグラフ検査を受けるのは二重手間で面倒という場合は、最初から睡眠ポリグラフ検査を受けることをお勤めします。これは、病院で一晩眠っている間に検査をするものなので、わざわざ会社を休む必要はありません。医療機関によって多少時
間の違いがありますが、会社の仕事が終わってから夜6時くらいまでに入院し、翌朝は出勤に間に合うように退院することが可能です。
ただ、睡眠ポリグラフ検査を受ける医療機関は、睡眠中の患者さんをきちんとケアする態勢が整っているところを選ぶことが大切です。SASの検査・治療は医師、検査技師、呼吸
療法士、看護師などの医療スタッフによるチーム医療で進められます。
また、検査データの解析は、主にコンピュータ解析で行われますが、医師や検査技師が肉眼できちんと見ていくマニュアル解析と併用することが重要です。そのためにも、アテンデ
ットPSGといって、睡眠検査中の患者さんに医師や検査技師がつき、腫眠の状態や呼吸、脳波などをチェックできる態勢が整っていることが、正確な検査・診断につながります。

セファロメトリー検査

睡眠中の呼吸、脳波、胸部や腹部の換気運動などの検査で、SASの確定診断がついたら、その次に「セファロメトリー検査」を行います。これは、睡眠ポリグラフ検査が生理学的検
査であるのに対して、機能的因子を分析するための検査で、実際に無呼吸の原因となっている閉塞部位を推定し、治療法を選択するために大切なものです。
セファロメトリーには、頭部側面のCT撮影、MRI検査があります。これで上気道の機能的状態を確認します。また、閉塞の原因部位を推定するために、いびきの音響解析を行うこともあります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断基準
SASの定義は、「10秒以上の呼吸停吃を無呼吸とし、一晩の睡眠中(7時間以上の睡眠中)に30回以上の無呼吸が生じるもの」とされています。しかし、無呼吸が30回程度にとど
まっていれば、あまり問題となる症状ではありません。
SASの重症度を判定するには、「無呼吸低呼吸指数」(AHI)が重要になります。これは、睡眠中1時間当たりの無呼吸と低呼吸の回数で、無呼吸は「10秒以上呼吸が停Lすること」、低呼吸は「10秒以上呼吸が50%以下に低下すること」という違いはありますが、どちらも健康への悪影響は同じものとしてとらえています。
このAHIによってSASの重症度を分類すると、次のようになります。
・軽度
AHI=5〜15回/時間
・中等度
AHI=15〜30回/時間
・重度
AHI=30〜回/時間
したがって、「一晩に30回の無呼吸」をAHIでみると、一晩の睡眠時間を7〜8時間として1時間当たりの無呼吸の回数は4〜5回になるので、軽度の症状ということになるわけ
です。積極的な治療が必要になるのは、AHIが20以上の場合です。しかし、睡眠ポリグラフ検査を受ける患者さんで、AHIが30以上の重症のケースは珍しくありません。
重症のSASでは、睡眠中の顔面が紫色のチアノーゼ状態を示すこともあります。また、高血圧、狭心症、心筋梗塞、心不全や脳梗塞などを合併する頻度が高くなったり、日中のひ
どい眠気から交通事故や労災事故などを起こす危険性もあります。しかし、重症といっても、SASは治療すれば確実によくなる病気です。
その治療法も、治療を始めたその日から、健常な人たちと同じような睡眠がとれるようになるものがあります。しかも、患者さんの体への負担が軽く、苦痛もない有用な治療法が確
立しています。SASはポジティブな、明るい希望が持てる病気なのです。

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