睡眠薬通販・販売|エスゾピクロン・バスパー・眠剤の個人輸入

睡眠薬の種類・強さ・副作用・分類とその特徴・効果・口コミ

睡眠

不眠症の原因

投稿日:

不眠症の原因

体の病・心の病

身体疾患とのかかわり
不眠症には、身体疾患によって引き起こされるケースが少数ながら報告されている。代表例としては、睡眠中の足の痙幸や呼吸障害がある。後者の呼吸障害は、通常、日中に過度の眠気を引き起こすのが普通だが、場合によっては、不眠をもたらすこともある。睡眠時における呼吸障害については、別なページでくわしく紹介する。
私たちのテクニオン睡眠研究所を訪れる不眠症患者のうち、その約10パーセントが「周期性四肢運動障害」を訴える。他の睡眠治療施設でも同様だという。
周期性四肢運動障害は、おもに下肢に現れる運動障害で、睡眠中に足が反撃するという特徴をもつ。ごく短時間の痙撃が15〜20秒間隔で周期的に続くのである。痙撃そのものは、足指だけ、あるいは足首から先の部分だけに生じることもあるが、片足全体に広がる場合もある。その結果、短時間、場合によっては長
時間の中途覚醒を引き起こす。
一晩に生じる痙摯発作の回数は、100〜500回におよぶ。回数が多いほど重症といえる。多くの場合、患者は起床時の倦怠感を訴える。夜中の頻繁な中途覚醒についても自覚はあるが、原因については理解していない。中には、足の異常を訴える患者もいる。たとえば、起床時に足が痙皐する場合もあるし、起きた後で痛みに気づいたり、筋肉のこわぱりを感じたりすることもある。
周期性四肢運動障害に似たものに、「むずむず脚症候群(レストレスレッグズ症候群)」がある。これは、座っていぞときや、横になっているとき、足に不快な。むずむず感〃が走るもので、患者はその異常感覚の強烈さに耐えられず、足を動かしたり、部屋の中を歩きまわったりして、落ちつきをなくし、眠れなくなってしまう。むずむず脚症候群は、かならずといってよいほど、周期性四肢運動障害をともなう。
周期性四肢運動障害は、糖尿病、腎臓病、リウマチ性疾患の患者、また、透析療法中の患者に多く見られる。状況性不眠や慢性不眠、あるいは精神障害による不眠にくらべると、患者の年齢は比較的高い。治療にあたっては、睡眠薬はあまり効果がなく、クロナゼパムが今のところもっとも有効である(クロナゼパムは小児てんかんの治療薬としてよく用いられている)。ただし、クロナゼパムも長期連用すると耐性を生じるので、睡眠薬と同様の注意を払いながら服用する必要がある。
不眠を引き起こす身体疾患は、ほかにもさまざまなものが知られている。不眠が主要症状でなくても、患者に夜の健康な眠りが保証されないとすれば、問題となる身体疾患をさらに悪化させてしまう可能性もある。
具体的には、頭部外傷や種々の痛みなどによって不眠が生じることが知られている。頭痛が原因となることもある。とくに、慢性的な痛みに苦しむことの多い癌患者は、他の病気や怪我にくらべて不眠を訴えることが多い。ただし、身体疾患だけではなく、精神的な要素が不眠の原因として働いている可能性も十分考えられる。
病院の中で不眠を作り出す場所といえば、まちがいなく集中治療室である。そこで、集中治療室へ移された患者の眠りを調べた研究者たちがいる。そのデータによると、大手術を受けた患者は、2〜3日のあいだ、ほとんど一睡もできないという。室内に置かれた医療機器の作動音、スタッフの行き交う音、まぷしい室内
灯、そして手術後の痛み–これで不眠にならない方が不思議である。もし病院側に患者の回復を尊重するつもりがあるのなら、まず集中治療室の環境を整備すべきだろう。
慢性的な痛みに苦しむ患者の睡眠脳波を調べると、特徴的なパターンが認められる。すなわち、睡眠第3段階と第4段階において、本来、高振幅のデルタ波が現れるべきところへ、アルファ波とデルタ波の両方が交ざって出現するのである。この眠りを「アルファーデルタ睡眠」と呼ぶ。アルファ波は覚醒を示す脳波なので、アルファーデルタ睡眠時は、覚醒中枢と睡眠中枢が同時に働いているとも考えられる。この特徴的な脳波パターンには、たとえば慢性疼痛や慢性関節リウマチなど、さまざまな疾患が関与している。体に怪我をした後、回復期にある患者にもこのアルファーデルタ睡眠が観察される。アルファーデルタ睡眠をともなう疾患の種類はさまざまだが、患者が訴える症状には共通点がある。つまり、眠っても体が回復せず、つねに疲労感や倦怠感に悩まされる、というのである。また、眠りが浅く、夜中に何度も目が覚めるという訴えも聞かれる。睡眠中に覚醒中枢が働いているとすれば、当然の結果であろう。
いずれにせよ、何らかの身体疾患が睡眠をさまたげている場合、何よりもまず、その疾患を治療することが先決問題である。ただし、不眠症状があまりにひどく、患者の容態を悪化させたり、日々の行動に影響をおよぼしたりするようであれば、ただちに睡眠障害そのものに対する治療法を補助手段として適用するべきであろう。

精神障害と不眠症

精神障害の一症状として、重度の睡眠障害が観察されることも多い。たとえば、「痴呆」はさまざまな知能障害をもたらすが、同時に睡眠障害を引き起こす場合もある。具体的には、起床直後の錯乱や失見当〔時・場所・人物など、自分をとりまく空間や環境、および自分自身に対する認識が失われた状態〕、あるいは就眠中の自
動運動(たとえば夢遊症)などが報告されている。私たちテクニオン睡眠研究所も、急性痴呆患者の眠りについて調べたことがある。その結果、大半の急性痴呆患者の眠りには持続性がなく、また、就寝時刻・起床時刻も乱れがちだった。こうした睡眠障害は、中枢神経の病変、つまり、睡眠をコントロールする中枢や睡眠の規則的パターンを作り出す中枢に異常が生じた結果と考えられなくもない。
精神分裂病やその他の精神病において、重い睡眠障害が認められることも多い。たとえば、強い狭疑心、罪責感、思考障害が生じ、そこに不安が重なって眠りをさまたげる。具体的には、寝つきが悪い、夜中に頻繁に目ざめるといった症状として現れる。患者によっては、眠っているあいだに何か恐ろしいことが起こるのではないかという妄想にとりつかれ、睡眠に対して恐怖感をいだく場合もある。また、昼夜を問わず、支離滅裂な思考が頭の中をかけめぐり、そのせいで眠れなくなる患者もいる。
以上のように、精神障害がひどくなればなるほど、睡眠障害も重くなると考えられる。ただし、精神病患者の眠りを睡眠学の立場から調べてみた場合、どの精神障害にも共通して認められるような睡眠障害の症状は、今のところ報告されていない。ただし、精神分裂病患者の眠りを調べると、鬱病患者と同じく、寝ついてからレム睡眠が現れるまでの時間(レム潜時)が、健康な人よりも短くなっているという報告がある。また、精神分裂病患者の約半数において深い眠りの短縮が認められる、ともいわれている。
いずれにせよ、睡眠障害そのものは、精神病の中心的な症状ではない。しかし、実際の臨床研究によると、突然不眠が始まり、しぱらくして精神病が発症するというケースが知られている。いわば、不眠は精神病発症の前触れであり、その「下地」をつくっているともいえる。したがって、若年者に突然重い睡眠障害が現れた場合には、十分注意する必要がある。とくに、睡眠障害に加え、理由もないのに強い不安に襲われたり、思考が乱れたり、恐ろしい幻覚を体験したりするようなことがあれば、精神病を疑ってみる必要もある。
さまざまな精神病のうち、億病だけは、睡眠に関して一定の症状を示すことがよく知られている。つまり、鬱病患者の睡眠覚醒リズムにはたいてい乱れが生じており、不眠を訴えることも多い。しかも、彼らの眠りをくわしく調べてみると、独特の現象が認められる。
種々の億病のうち、眠りについて研究が進んでいるのは、単極性億病と双極性億病である。双極性鬱病では億状態と噪状態が交替して現れる(噪鬱病)。たとえば、重度の僻状態にあった患者が、突然、極端な噪状態へおちいったりする。すべての曇病に共通する症状は、憂暑な気分、周囲への関心の低下、喜怒哀楽の欠如、などである。場合によっては、食欲減退、倦怠感、情動不安、罪責感、自信喪失、集中力の低下などが認められることもある。また、自殺願望が強く、実際に自殺を企てることも少なくない。鬱病における睡眠障害の発生率は非常に高いので、睡眠障害は鬱病診断の手がかりとなる。
鬱病患者の眠りを検査すると、いくつかの特徴的なパターンが現れる。とくに、レム睡眠出現のタイミングに大きな違いがある。すなわち、普通は入眠後70〜90分経ってから現れるレム睡眠が、鬱病患者の場合、入眠後30〜40分、場合によってはもっと早い段階で出現する。しかも、健康な人のレム睡眠にくらべると持続時間が長く、眼球運動の発生頻度も高い。また、鬱病患者の眠りは深い眠りが非常に少なく、夜中に目ざめることも多い。そして、一度起きてしまうと、なかなか寝つけなくなってしまう。したがって、患者の眠りを検査すれば、昏病診断の手がかりが得られることも多い。その具体例を紹介しよう。
ある日、一人の女性患者が、私たちの睡眠研究所を訪れた。他の病院で看護婦として働く彼女は、首が太くて短く、肥満体といってよい体形であった。話を間くと、昼間は体がだるくて倦怠感に襲われ、夜は寝ている途中で何度も目ざめてしまうのだという。また、いびきがひどく、朝起きるとすでに体が疲れているとのことであった。まさに「睡眠時無呼吸症候群」の典型例とも思われたが、検査をしてみると、呼吸器に障害を発見することはできなかった(睡眠時無呼吸症候群については、のちに別なページで紹介する)。ところが、睡眠記録をとってみると、レム睡眠の現れるタイミングに大きな異常が見つかった。入眠後約20分でレム睡眠が出現し、15分以上も持続したのである。しかも、通常のレム睡眠にくらべ、生体内現象にかなりの乱れが観察された。
検査結果が出た段階で、私はこの女性を問診した。最初にまず、「最近、ふだんの気分に何か変化はありませんか」とたずねてみた。ところが彼女は、この質問を聞くやいなや、突然泣きくずれてしまったのである。彼女はやがて悲痛な口調で語り始めた。じつは、母親が重度の鬱病に長年苦しんでおり、治療と入院に明け暮れているのだという。そのせいで、自分も鬱病にかかったのではないかという不安に襲われたらしい。だが彼女は医師に相談することもせず、自分は鬱病ではない、体の調子が悪いのは睡眠中の呼吸障害のせいだ、とみずから言い聞かせていたのである。
結局、彼女の症状は、抗昏剤のおかげですっかりよくなった。そして同時に、睡眠障害も姿を消した。
睡眠障害と精神障害が同時に認められるとき、まず何よりも大切なのは、精神障害の治療である。もちろん、場合によっては、睡眠障害を対象とした治療も大切だが、それはあくまで補助的なものにすぎない。つまり、患者の精神状態が回復しなければ、睡眠そのものの改善も見込めないといってよい。

睡眠薬通販サイトはこちら

-睡眠
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

睡眠時随伴症

目次1 覚醒障害2 睡眠覚醒移行障害3 通常レム睡眠に伴う睡眠時随伴症4 その他の睡眠時随伴症4.1 睡眠時歯ぎしり4.2 睡眠時遺尿症4.3 睡眠関連異常嘔下症候群4.4 夜間発作性ジストニア4.5 …

睡眠障害の診断・治療ガイドライン

目次1 眠たくなってから床に就く,就床時刻にこだわりすぎない2 眠りが浅いときは,むしろ積極的に遅寝・早起きに3 睡眠に関するミニマムエッセンス4 睡眠の種類5 睡眠の機能6 睡眠と身体の機能7 睡眠 …

睡眠薬での不眠症治療

目次1 ベンゾジアゼピン系睡眠薬の使用法1.1 睡眠薬の種類1.2 睡眠薬の選択法1.3 睡眠薬の副作用1.4 睡眠薬の相互作用1.5 高齢者への投与法1.6 まとめ2 ベンゾジアゼピン系睡眠薬の離脱 …

睡眠時無呼吸症候群の検査方法と診断

目次1 スクリーニング2 睡眠ポリグラフ検査3 セファロメトリー検査 睡眠時無呼吸症候群の検査方法と診断 睡眠薬・精神安定剤デパスやエスゾピクロンの通販サイト 最近では、「どうも自分は睡眠時無呼吸症候 …

さまざまな睡眠障害とその解消法

目次1 ストレスによって生じる不眠(適応性睡眠障害)1.1 緊張が眠りを妨げる1.2 規則正しい生活リズムにもどす1.3 ストレスによるリズムの乱れへの対応2 眠ることにこだわりすぎて眠れない(精神生 …